不時着機体 別のヘリでつり上げ米軍基地へ

沖縄県うるま市でアメリカ軍ヘリコプターが不時着した事故で、アメリカ軍は機体を別のヘリコプターでつり上げ現場から搬出した。
6日、うるま市の伊計島の砂浜にアメリカ軍・普天間基地に所属するUH1ヘリコプターが不時着した事故で、アメリカ軍は8日午前、同じく普天間基地所属のCH53大型輸送ヘリコプターで、不時着した機体をつり上げ、うるま市内のアメリカ軍基地に運んだ。
現場の砂浜では7日、機体から回転翼などが取り外され、胴体部分だけが残った状態だった。不時着した機体を現場で解体したうえ、つり上げて搬出するのは異例のこと。
沖縄では、普天間基地所属機による事故が相次いでいて、基地の運用に対する県民の視線は一層、厳しくなっている。