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「火垂るの墓」高畑勲監督が死去 82歳

2018年4月6日 6:06
「火垂るの墓」高畑勲監督が死去 82歳

映画「火垂るの墓」などで知られる日本のアニメーション界の巨匠・高畑勲監督が5日、亡くなった。82歳だった。

関係者によると、高畑勲さんは5日、東京都内の病院で亡くなったという。82歳だった。死因などはわかっていないが、去年の夏頃から体調を崩していたという。

高畑さんは1970年代に「アルプスの少女ハイジ」「赤毛のアン」などの大ヒット作を世に出したあと、1985年に宮崎駿監督と共にスタジオジブリ立ち上げに参加。「火垂るの墓」や「平成狸合戦ぽんぽこ」などを監督した。近年は、手書きアニメを追求した「かぐや姫の物語」でアカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネートされるなど、国際的な評価を確立し、クリエイターたちの尊敬を集めていた。

高畑さんの葬儀は近く営まれる予定。