加藤厚労相ら 千鳥ヶ淵戦没者墓苑を訪問
新型コロナウイルスの影響で戦没者の遺骨を納める「拝礼式」が中止となったことを受け、加藤厚生労働大臣らが献花のため東京の千鳥ヶ淵戦没者墓苑を訪れました。
加藤厚生労働大臣と小泉環境大臣は27日、第二次世界大戦中に海外で亡くなった日本人の遺骨が納められている千鳥ヶ淵戦没者墓苑に拝礼し、献花しました。
毎年5月に遺骨を納める「拝礼式」が行われていますが、今年は、新型コロナウイルスの影響で中止となりました。
海外での遺骨収集事業にも影響が出ていることについて加藤大臣は、「状況を見据えながら収集事業に取り組んでいきたい」と述べました。
一方、遺骨を外国人のものと取り違えていた問題を受け、厚労省は、今回、墓苑への納骨は見送りました。納骨の時期については、未定としています。