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全国戦没者追悼式を縮小実施へ

2020年6月12日 11:53
全国戦没者追悼式を縮小実施へ

毎年、終戦の日に開かれている政府主催の全国戦没者追悼式について、加藤厚生労働大臣は、新型コロナウイルスの影響をふまえ、今年は式典の規模を縮小し、参列者らの人数を去年の2割ほどに減らして行うと発表しました。

加藤大臣「式典の規模を縮小し、会場内における参列者同士の間隔を十分に確保するなど、感染防止対策を講じた上で実施することとしております」

ことしは戦後75年ですが、毎年、遺族ら6000人ほどが参列している全国戦没者追悼式について加藤大臣は、今年は、参列者の人数を各都道府県から20人とし、あわせて最大1400人程度に縮小して行うと述べました。

天皇皇后両陛下の臨席については今後、宮内庁と調整するとしています。

また、式典で国歌斉唱はせず、演奏のみとなるということです。規模を縮小するのは、1963年の式典開始以来、初めてです。