西日本豪雨から2年 倉敷市真備町で追悼式
西日本豪雨から6日で2年です。51人が亡くなった岡山県の倉敷市真備町では追悼式が行われました。
被災から2年をむかえた6日朝の倉敷市真備町です。町内の小学校では、校長先生が校内放送で2年前を教訓にいざというときに備える心構えの必要性を訴えました。
午前10時から真備支所で行われた追悼式では、祖父を亡くした須増藍加さんが今の思いを述べました。
須増さん「まちは、復興に向けて着実に歩みを進めています。私も、このつらい経験を教訓として災害から命を守る備えを未来へ引き継いでいきたい」
西日本豪雨で89人が犠牲となった岡山県では、今も2992人が仮設住宅での生活を余儀なくされています。
倉敷市の伊東市長は、仮設住宅の最後の1人まで真備に戻れるよう復興に取り組むと決意を新たにしていました。