西日本豪雨から2年、復興は道半ば 広島
295人が犠牲になった西日本豪雨から6日で2年です。最も多くの犠牲者が出た広島県から中継です。
広島市安芸区の矢野東地区に来ています。県内では5日夜から雨が降り続いており、現在、県南西部に大雨警報が出ています。こちらの豪雨災害では土石流で大きな被害が出ました。地区全体で5人が犠牲となっています。
2年前の7月6日に発生した「西日本豪雨」で、広島県では全国で最も多い149人が犠牲となり、今も5人の行方が分かっていません。6日は広島県内各地で、追悼式が開かれる予定です。
一方で、今もなお257世帯が仮設住宅などで仮住まいを続けており、復興は道半ばです。
こちらの献花台には雨の中、地域の方々が花を手向けに訪れており、被災地はきょう、鎮魂の祈りに包まれます。