九州北部豪雨から3年 被災地で追悼式
福岡県と大分県で合わせて40人が死亡、2人が行方不明となった九州北部豪雨から5日で3年です。被災地では追悼式が行われました。
福岡県朝倉市杷木松末では、住民およそ20人が集まり、犠牲者を悼みました。ことしは新型コロナウイルスの感染防止のため、朝倉市が主催する追悼集会は中止されました。
3人が犠牲となった隣の福岡県東峰村では、遺族などに参列を限定して追悼式が開かれおよそ60人が黙とうをささげました。
東峰村の渋谷村長は、熊本を襲った豪雨について「1日でも早く生活を取り戻してほしい」と思いを寄せるとともに、「尊い命が災害によって二度と奪われることのないよう防災対策に万全を期したい」と復興への思いを新たにしていました。