山本由伸のすごさは“調子が悪いときの能力” 元ド軍守護神・斎藤隆氏がOP戦でのカーブを絶賛
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「Going! Sports&News」で山本由伸の投球を解説した斎藤隆さん (写真:AP/アフロ)
スプリングトレーニングを行っているMLB・ドジャースの山本由伸投手の初のオープン戦登板について、元メジャーリーガー・斎藤隆さんが解説しました。
日本時間21日のオープン戦に先発した山本投手。初回、1番ブルーハン選手からは三振を奪いますが、2番のブッシュ選手には2球目のストレートが外れると、3球目をレフト前に運ばれこの日初被安打。さらに4番・アルカンタラ選手に対しても、初球のストレートが外れると、2球目でライト前へヒットを許します。
ここまでの対戦を見た斎藤さんは「真っすぐがまだコントロールついてないなって。本人も多分そこは納得いってないと思う。真っすぐが右バッターの外に引っ掛かる、左の下に真っすぐが引っかかる。思ったようにキャッチャーの構えたところにまず入ってないので」と、ストレートの制球力に不安を語ります。
それでも斎藤さんが絶賛したのは5番・ロペス選手の打席の初球、カーブでストライクを取った場面。「先発ピッチャーは調子悪い中でも簡単に変化球カーブでストライク1球取れるっていうのは彼の能力の高さだと思う」とその理由を明かしました。
さらに続けて「このクラスのピッチャーがいいときなんて手も足も出ないのはもうわかっていますから。ピッチャーって1年通して調子が悪いときに何をしてアウトを取るかというところなので。彼のそういう能力は絶対的に自分の調子が悪いときに助けてくれるボール」と、調子が悪い中での対応力を絶賛しました。
(2月22日放送 日本テレビ「Going! Sports&News」を再構成)
日本時間21日のオープン戦に先発した山本投手。初回、1番ブルーハン選手からは三振を奪いますが、2番のブッシュ選手には2球目のストレートが外れると、3球目をレフト前に運ばれこの日初被安打。さらに4番・アルカンタラ選手に対しても、初球のストレートが外れると、2球目でライト前へヒットを許します。
ここまでの対戦を見た斎藤さんは「真っすぐがまだコントロールついてないなって。本人も多分そこは納得いってないと思う。真っすぐが右バッターの外に引っ掛かる、左の下に真っすぐが引っかかる。思ったようにキャッチャーの構えたところにまず入ってないので」と、ストレートの制球力に不安を語ります。
それでも斎藤さんが絶賛したのは5番・ロペス選手の打席の初球、カーブでストライクを取った場面。「先発ピッチャーは調子悪い中でも簡単に変化球カーブでストライク1球取れるっていうのは彼の能力の高さだと思う」とその理由を明かしました。
さらに続けて「このクラスのピッチャーがいいときなんて手も足も出ないのはもうわかっていますから。ピッチャーって1年通して調子が悪いときに何をしてアウトを取るかというところなので。彼のそういう能力は絶対的に自分の調子が悪いときに助けてくれるボール」と、調子が悪い中での対応力を絶賛しました。
(2月22日放送 日本テレビ「Going! Sports&News」を再構成)
最終更新日:2025年2月23日 16:52