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田南部コーチ「協会側の調査結果は不十分」

2018年4月7日 17:18
田南部コーチ「協会側の調査結果は不十分」

レスリングの伊調馨選手や田南部力コーチに対して、日本レスリング協会幹部の栄和人氏によるパワハラがあったと認定されたのを受け、田南部コーチが、初めて日本テレビの取材に応じ、協会側の調査結果は不十分との認識を示した。

田南部力コーチ「他にも(パワハラと)認定して欲しいなと思うところが多々あって、私たちにしてみれば(協会側の調査結果は)物足りない」

日本テレビの取材に対し、田南部コーチは、告発状を受理した内閣府の調査結果を待ちたいとした。その上で、協会が弁護士に依頼した調査では、伊調選手が、練習拠点としていた警視庁の施設への出入りを禁止されたことなどがパワハラと認められなかったのは不満だと述べた。

田南部コーチ「警視庁の監督の方から(伊調選手)本人に『もう来るな』と、私も聞いていますし。警視庁監督となってますけど協会の大幹部なんで。その人の言葉は協会の言葉ととっていただきたかった」

また田南部コーチは、栄氏個人の問題ではなく、権力が集中してしまうレスリング協会の環境によるものだとし、「幹部の方々にはクリーンな協会を作って欲しい」と話した。