機内で“もや”発生し離陸中止 成田空港

成田空港から香港に向かうエアージャパンの機内で「もや」が発生するトラブルがあり、離陸を取りやめた。乗客6人が体調不良を訴えている。
国土交通省などによると、21日午前10時前、成田発香港行きの全日空グループのエアージャパン809便が、出発しようとしたところ機内で「もや」が発生したため、出発を取りやめた。
機体はボーイング767型で、機内の電源などをまかなう補助動力装置のオイルが気化して流れ込んだ可能性があるということで、乗客6人が体調不良を訴えた。
動画を撮影した人「ドアが閉まった後に、煙が少し出てきて、おかしいなと思ったら、瞬く間に機内が真っ白になった」
乗客およそ130人は午後1時半現在、空港で待機しているが、午後4時半に別の機体で出発する予定。