全国一斉「過労死110番」妻や母の相談も
パワハラや長時間労働、過労死などが社会的な問題となっている中、弁護士らが16日、全国一斉の電話相談を行った。
この「過労死110番」電話相談は、過労死などの問題に取り組む弁護士らが、毎年、全国一斉に行っているもの。
このうち東京では、妻から「毎日遅くまで建設会社で働いていた40代の夫が、単身赴任先で心筋梗塞で亡くなった」といった相談や、母親から「子どもが月120時間くらい残業させられている」といった相談が寄せられた。
16日は、全国33都道府県で計103件の相談があったということで、弁護士らは、相談結果を踏まえ職場の環境改善と被害者救済に取り組むとしている。