コンテナからヒアリ、2000匹超 大阪港
中国から大阪港に到着したコンテナから、外来種の「ヒアリ」が2000匹以上見つかり、環境省の職員など2人が刺された。
今月15日、大阪港で陸揚げされたコンテナから、男性作業員が積み荷を降ろしていたところ、強い毒性を持つ外来種の「ヒアリ」が見つかり、背中など2か所を刺された。
連絡を受けた環境省の調査では、コンテナの中から2000匹以上の大量の「ヒアリ」が見つかり、駆除を行った環境省の職員も左手を刺されたという。いずれも症状は軽く、命に別条はない。
環境省によると、「ヒアリ」に刺された事例は、今年に入って全国で初めてだという。
このコンテナは、中国の広東省から香港を経由して今月12日に大阪港に到着したということだが、見つかったヒアリはすでに駆除されていて、コンテナの外へ出た形跡は確認されていない。