浸水で片づけ追われ…子ども預かる支援も

全国的に猛烈な暑さとなる中、西日本豪雨で全世帯の半分以上が浸水した岡山・倉敷市の真備町は、浸水した家屋の掃除や片づけに追われている。
倉敷市真備町の岡田小学校には、約300人が避難している。倉敷市の16日の最高気温は36.1℃と今年最高で、2日続きの猛暑日となった。避難している人たちは、午前中のまだ比較的涼しいうちに自宅に帰り、片づけをしている。
子どもがいる家庭では、片づけの間に安心して子どもを任せられるところが必要。小学校の隣の岡田幼稚園では、今月12日から避難中の人や支援にきた人たちの子どもを預かり、幼稚園のスタッフや近隣の小学校の先生がボランティアで世話をしている。祝日の16日は、3歳から小学6年生まで約50人を預かった。
真備町では、16日午後4時現在、9人が熱中症で救急搬送された。17日も暑さは続く見込みで、適度な水分と塩分の補給が必要。