五輪ボランティア「特別な体験を」課題も
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東京オリンピック・パラリンピックまであと2年。大会を支えるボランティアを募集しようと、“空の玄関”の成田空港を抱える千葉県がシンポジウムを開いた。
シンポジウムは、競技会場でもある幕張メッセで開かれ、大会運営や観光客のサポートに関するボランティアの説明が行われた。
元フェンシングのオリンピック銀メダリストで、現在は日本フェンシング協会の会長を務める太田雄貴さんは、「ボランティアで特別な体験をしてほしい」「みんなで大会を成功させよう」などと訴えた。
大会の組織委員会は11万人以上のボランティアを集めたいとしているが、猛暑の中で活動日数や一日の拘束時間が長いことや、宿泊費の支給もないことなどから、「ブラックボランティア」などといった批判の声も上がっている。
ボランティアの募集は、今年9月から始まる。