東京オリパラマスコット“こだわり”に密着

東京オリンピック・パラリンピックのマスコット、ミライトワとソメイティ。22日に名前が発表されたが、私たちは担当チームを密着取材。大会を盛り上げるための“こだわり”とは?
23日、東京・新宿にオープンしたのは東京オリンピック・パラリンピックのグッズショップ。
22日、そのマスコットと名前がお披露目された。オリンピックのマスコットは、すばらしい「未来」を「永遠」にという意味が込められた“ミライトワ”。パラリンピックは、桜の「ソメイヨシノ」と「非常に力強い」を意味する「so mighty」から名付けられた“ソメイティ”。
イベント来場者「すごいかわいかった」「名前の由来が良くてすごく覚えやすくて」
大会史上初めて小学生の投票で選ばれたマスコットたち。大会を盛り上げるためには、そのかわいらしいしぐさが命。お披露目に向け作業が進められる舞台裏を私たちは取材していた。
スタジオには鏡の前で踊る2人の姿。大会を盛り上げる「東京五輪音頭-2020-」の初レッスン。意気揚々とスタートするものの…いきなり失敗。ソメイティが慰めるが-。
スタッフ「今ごまかそうとしてたでしょ」
スタッフからは厳しい声。それでも負けずに練習を繰り返し…4度目の挑戦で大成功!ハイタッチで大喜び。
また、マスコットを多くの人に知ってもらおうと誕生を描いたアニメーションも制作。その制作現場で作業の様子を見せてもらった。
CGデザイナー、広沢範光さん「一番大事なのはキャラクターの目だと思うんです。キャラクターの印象とかバランスが変わってくるので」
キャラクターの動きを自然にするため細かいチェック。
アニメの脚本担当、加藤陽一さん「子どもたちがキャラクターを選んだ時点で、未来を変えているということだと思うんです。活躍する姿を見て自分たちが選んだという気持ちで楽しんでほしい」
ついにお披露目となった“ミライトワ”と“ソメイティ”。開幕まであと2年。東京大会に向けてこの2人が世界を盛り上げる。