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両陛下、書道展を鑑賞…溥傑の家族と会話も

2018年7月25日 21:26

天皇皇后両陛下は、都内の美術館で行われている書道展を鑑賞された。

天皇皇后両陛下は25日午後、東京・港区の国立新美術館を訪れ、公募による書道展と、明治維新から太平洋戦争の終戦に至るまでの近代の人々の書を展示した特別展をご覧になった。

両陛下は、受賞者に「おめでとうございます」と声を掛けながら、書かれた文字の出典などを聞き、鑑賞されていた。また、両陛下は、西郷隆盛や大久保利通など激動の時代を生きた人々の書を丁寧に見て回られた。

会場には、中国・清朝の「ラストエンペラー」として知られる愛新覚羅溥儀の弟、溥傑の家族が来ていて、生前、度々親交があった両陛下は、「なつかしゅうございます」と挨拶し、「またお会いしましょう。どうぞお元気で」と和やかに話されていた。