慎重な上に慎重な検討重ねながら~上川法相
オウム真理教の教団元幹部ら6人の死刑執行を受け、上川陽子法相は記者会見を開き、「慎重な上にも慎重な検討を重ねながら、鏡を磨いて磨いていくという姿勢で臨んだ」と話した。
川上陽子法相「本日、6名の死刑を執行しました。6名は教団の教祖であった麻原彰晃こと松本智津夫のもと、他の教団幹部らと共謀するなどして犯行に及びました」
上川法相は24日に執行を命じる書類にサインをしたということだが、「死刑については、人の生命を絶つ極めて重大な刑罰であり、執行に際しても慎重な姿勢で臨む必要がある」と述べた。
上川法相「一つずつの事件について向き合い、慎重な上にも慎重に検討を重ねながら、鏡を磨いていくという姿勢で一つずつの案件に臨むことが極めて大事だと思っていて、そういう姿勢でございます」
上川法相は法務大臣を2回務めていて、前回の在任時も含めると過去最多となる16人の死刑を執行したことになる。