H3ロケット1号機打ち上げならず 補助ロケットに着火せず これまで3度延期
鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げを予定していた日本の新型基幹ロケットH3ロケット1号機。補助ロケットに着火せず、ロケットは打ち上げられませんでした。中継です。
17日午前10時38分ごろに種子島宇宙センターから打ち上げられる予定だった日本の新型基幹ロケットH3ロケット1号機は、今もまだ発射場に姿を残したままです。
17日は気象条件に問題はなく、打ち上げまでのカウントダウンも順調に進んでいました。しかし、メインエンジンには正常に着火されたものの、その後の補助ロケット「SRB-3」に着火されず、打ち上がりませんでした。
JAXA職員「メインエンジンのLE-9には着火したが、そのあとに続けて行われるSRB-3に点火しなかった」
JAXAによりますと、異常が発生した詳しい原因は調査中で、17日中の打ち上げは不可能だということです。