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体操・宮川選手“協会からパワハラ受けた”

2018年8月30日 5:42
体操・宮川選手“協会からパワハラ受けた”

体操女子のリオオリンピック代表・宮川紗江選手(18)が、コーチのパワハラ問題について記者会見し、コーチの処分軽減を求める一方、日本体操協会の幹部からパワハラを受けたことを明かした。

宮川選手「今、人生の中で一番の勇気を出してここに立っています」

今月13日、日本体操協会は、宮川選手に暴力をふるったとして速見元コーチに対し、「無期限の登録抹消」などの懲戒処分を通知した。

宮川選手「事実として、手でたたかれたり、髪の毛を引っ張られたりされたことはあります。大ケガや命にかかわるような場面では、特に厳しく指導されました。私の記憶の限りでは、暴力とされる行為で指導を受けたのはそういう場面です。私は、この処分の重さには、どうしても納得ができません」

また、速見元コーチの処分軽減を求める一方で、日本体操協会の塚原千恵子・女子強化本部長と、塚原光男・副会長からパワハラを受けたと主張した。

宮川選手「『あなたが認めないと、あなたが厳しい状況になるのよ』と何度も言われ、『オリンピックにも出られなくなるわよ』とも言われました。今までに感じたことのない恐怖を感じ、おびえていました」

日本体操協会は、宮川選手のパワハラ主張に対し、「宮川選手から協会に申し立てがあれば、適切に調査していく」とコメントしている。