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停電で「困った」…広がる“助け合いの輪”

2018年9月7日 20:20
停電で「困った」…広がる“助け合いの輪”

北海道で発生した最大震度7の地震により、停電で食料品などを売る店が営業しておらず困るという声もあがっているが、一方で「助け合いの輪」も広がっている。

■地元のコンビニでは

SNSに投稿された地元のコンビニエンスストアの写真からは、車から伸びたケーブルが店へとつながっているのが分かる。実は停電してしまったため、自動車のバッテリーから電源をとって営業を続けているということで、SNSでは食料が確保できて助かるといった声があがっている。

■停電のため「無料で配布」

また、同じく停電していた札幌市内のスーパーでは溶けてしまうアイスを無料で配布、釧路市でも停電で営業できないラーメン店が無料でラーメンを作って配布し、喜ばれていたという。

■携帯電話

そして、停電の影響で携帯電話の充電ができなかったり、インターネットに接続できなかったりして困るケースもある。通信事業者では、携帯ショップや市役所、町役場などに無料で充電できるスポットを設置しているほか、一部の場所では「00000JAPAN(ファイブゼロ・ジャパン)」が、無料でアクセスできる公衆無線LANサービスでインターネットに接続することができる。ただ、セキュリティー面から情報収集などのための利用にとどめ、個人情報の入力は極力控えるように。

■公衆電話

さらに、NTT東日本では道内の公衆電話を通話無料にしているので、合わせて活用することができる。