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就職問題懇談会 就活現行ルール維持の考え

2018年9月10日 21:32

全国の大学の代表などで構成される「就職問題懇談会」は、経団連の中西会長が採用活動の解禁日を廃止する方向で検討することを明らかにしたことについて、現行ルールを維持したい考えを示した。

この問題は、経団連が会員企業に対して、面接の解禁日を大学4年の6月などとする採用日程を定めていることについて、今月、経団連の中西会長が、「経団連が採用の日程を采配することに違和感がある」と述べ、廃止する方向で検討することを明らかにしたもの。

これについて全国の大学などの代表から構成される、就職問題懇談会の山口宏樹座長は、2020年度の就職活動については現行ルールを維持したいとの考えを示した。

理由について山口座長は、現在のルールにより勉強への影響が抑えられ、また現場や学生が混乱しないですむなどとしている。一方、中西会長の問題提起については議論することに同意した上で、「もっとしっかりした議論が必要だし学生への周知も必要だ」などと述べた。