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「たこ焼き」店 ミシュラン掲載激減のワケ

2018年11月1日 19:31
「たこ焼き」店 ミシュラン掲載激減のワケ

厳選されたレストランなどを紹介する「ミシュランガイド」。世界的に知られたこのガイドブックで、去年は13の「たこ焼き」店が紹介されていたが、今年はその数が一気に激減した。一体なぜなのか。

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大阪のソウルフード「たこ焼き」。去年のミシュランガイドに掲載されたたこ焼き店「大阪イギー」。ところが先月、このミシュランガイドを巡り、店にとって衝撃的な出来事が。

大阪イギー・奈良崎洋喜店主「めちゃくちゃショックです。すごく期待していた。楽しみにしていたんです。僕のお店が(ミシュランガイドに)載らなかったことに関してもショックですけども、やはり大阪の文化であるたこ焼きが12店舗も消えてしまったことに関しては、非常に悲しいですね」

先月発表された「ミシュランガイド京都・大阪+鳥取2019」から店の名前が消えてしまったという。

同じくミシュランガイドから名前が消えた別の店では―。

大阪アメリカ村 甲賀流・田中由弘社長「(ミシュランガイドを)スマホで見たけど、『甲賀流ないわ!ないわ!なんでないの』って何回も何回も見ましたね」「うち3年間も甲賀流で選んでいただいてたこ焼きでね。そっちがびっくりしたんですよ。『ミシュランなんかええの』みたいな感じで。その分なくなったんがさみしいって感じですね」

ミシュランガイドから名前が消え、さびしさを感じているという。

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たこ焼きが初めてミシュランガイドに掲載されのは「ミシュランガイド京都・大阪2016年版」。ミシュランガイドの「ビブグルマン」に掲載されたたこ焼き。ビブグルマンは星はつかないが、5000円以下で特におすすめの店が掲載されている。

去年の2018年版にも13店が掲載されていたたこ焼き。ところが、先月発表されたミシュランガイド2019年版からは12店もの名前がなくなり、たこ焼き店はわずか1店のみの掲載になってしまった。

もはや外国人観光客の定番にもなりつつあるたこ焼き。大阪府民もショックを隠せない…。

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ミシュランガイドにたこ焼きが初めて掲載された3年前。その理由について―。

日本ミシュランタイヤ株式会社 ベルナール・デルマス代表(当時)「(大阪の)家庭料理としておもしろい。フランスのミシュランガイドにはフランスの家庭料理はずっとあります。だから日本でもやるべき。家庭料理の一つとしてたこ焼き」

なぜ今回掲載が激減してしまったのだろうか。

ミシュランガイドは、その理由について「近年シンガポール版などでストリートフードを取り上げ、中には星として掲載される店舗も出てきました」「こうした傾向を受け、大阪付近のみのストリートフードではなく、エリア全体を幅広く調査した上で評価すべきと判断しました。それが実現できるまでは一旦、ストリートフード自体を取り上げることを保留としており、それが今回の掲載に影響しております」

持ち帰りが多い「たこ焼き店」などのストリートフードの調査を改めて行うため、一旦掲載を見送っているというミシュラン。また、たこ焼きが名前を連ねる日が来るかもしれない。

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