今年生まれた赤ちゃん数、過去最少を更新か
今年1年間に生まれた赤ちゃんの数は、過去最少を更新する見通し。
厚生労働省が10月までのデータをもとに推計したところ、今年1年間に生まれた赤ちゃんは、統計を開始した1899年以来、最も少ない92万1000人だった。去年よりも2万5000人少なくなり、3年連続で100万人を下回った。
減少の背景には、出産する適齢期とされる25歳から39歳の女性の人口の減少があるとしている。
一方、亡くなった人の数は、去年より2万9000人増え、戦後最多の推計136万9000人となった。今後も死亡数は増加し、2039年ごろにピークになるとみられている。