“共生社会の実現”アスリートらが宣言
2020年の東京オリンピック・パラリンピックを契機に人間の多様性を認め合い、共生社会の実現を目指そうと、8日、アスリートたちが宣言を行った。
東京オリンピック・パラリンピックは、基本コンセプトの1つに「多様性と調和」を掲げていて、国籍や肌の色、障害の有無や性別・性的指向など、あらゆる面での違いを認め合うことが大切だとしている。
8日に開かれた大会組織委員会の会議では、シドニーオリンピック・女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんら、アスリートたちが「多様性を尊重し、すべての人が楽しめるような大会にしていく」との宣言を行った。
組織委員会は、東京大会を契機に、共生社会を実現していきたいとしている。