『万葉集』ゆかり太宰府市で「令和」由来を
新元号「令和」が発表されてから初めての週末となった6日、引用された『万葉集』にゆかりのある福岡県太宰府市には多くの観光客が訪れている。
太宰府市の坂本八幡神社周辺では多くの人が訪れ、臨時の駐車場や誘導人員を増やすなどして観光客に対応している。この付近は歌人・大伴旅人の邸宅があったとの説があり、新元号の「令和」は、そこで開かれたとされる「梅花の宴(うたげ)」で詠まれた歌の序文が由来になっている。
訪れた人たちは春の穏やかな日差しのもと、新元号の由来をたどるように散策を楽しんでいた。