東京23区、年末の粗大ゴミ廃棄“なるべく控えて” 火災で処理施設使用できずピンチ
都内の粗大ゴミ処理施設で先月火災があり、使用できなくなっているため、東京23区の粗大ゴミなどを処理する施設の組合が、年末の粗大ゴミの廃棄をなるべく控えてほしいと呼びかけています。
組合によりますと、先月、東京・江東区の粗大ゴミ処理施設で、コンベヤー上で破砕したゴミが発火し、鉄を分別する機械などが故障したということです。出火原因は、粗大ゴミに混入していたリチウムイオン電池とみられています。
この施設は現在も使用できず、隣の不燃ゴミ処理センターのラインを借りて粗大ゴミの処理を行っています。
しかし、再び同様の火災や故障が起きた場合、粗大ゴミや不燃ゴミの受け入れができなくなるとして、組合は年末、粗大ゴミを出すのは控え、火事を防ぐためリチウムイオン電池を正しく廃棄してほしいと呼びかけています。