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リチウムイオン電池製品 不燃ごみなどの火災事故相次ぎNITEが注意呼びかけ

2023年6月29日 15:27
リチウムイオン電池製品 不燃ごみなどの火災事故相次ぎNITEが注意呼びかけ

モバイルバッテリーなど、リチウムイオンバッテリーを使った製品が、不燃ごみなどとして捨てられたために、ごみ処理施設などで火災事故が相次いでいるとして、NITE=製品評価技術基盤機構が注意を呼びかけています。

こちらは、ごみ処理施設でリチウムイオンバッテリーが発火するのを再現した映像です。

近年、モバイルバッテリーや加熱式たばこ、コードレス掃除機など、充電式電池としてリチウムイオンバッテリーを使った製品が増え、これらは押しつぶしたりすると発火につながるおそれがあるということです。

NITEは、ごみ処理施設などでのリチウムイオンバッテリーの発火などによる被害額は、2018年度からの4年間でおよそ111億円にのぼり、ごみの受け入れが滞るなど市民生活への支障もあり得るとし、一般のごみと一緒に捨てずに各自治体の指示に従うよう注意を呼びかけています。

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