窓やドア“経年劣化”事故の注意を呼びかけ 予兆は「がたつき」「開け閉めする時の異音」など NITE
暖かくなり、外の空気を取り入れる機会が増えてくるのを前に、NITE(=製品評価技術基盤機構)は窓やドアの経年劣化による事故への注意を呼びかけました。
NITEは窓の経年劣化による事故を再現した映像や画像を新たに公開しました。NITEが収集した製品事故情報によりますと、経年劣化が原因とみられる窓やドアの事故は、2013年から2022年までに11件発生していて、うち5件は重傷だということです。
NITEは重大な事故の背後には軽微な事故、そしてヒヤリハットが複数存在するとして、ヒヤリハットや事故の予兆を見逃さないことが大切としています。
具体的な予兆として「がたつき」「スムーズに開け閉めできない」「開け閉めする時の異音」「破損や変形、さび」などがあげられています。
NITEは少しでも異常を感じたら、そのまま放置せず、メーカーや管理会社などに相談するよう呼びかけています。
写真提供:NITE