今週は晴れていても油断のできない天気が続いています。この不安定な天気をもたらしているのが上空の寒気です。

この3日間の気象衛星を動かして見ると、日本付近で雲が渦を巻いているのがわかります。これが上空の寒気です。寒気が入ってくると、雨雲が発生したり消えたりを繰り返します。こういう状態がここ数日続いていて、4日（火）も午後から雨雲が発生しました。

4日夜も前日ほどではありませんが、関東や東海地方を中心に所々でにわか雨や雷雨となっています。特に、東京から神奈川にかけて雷雲の塊があります。こういう状態が夜遅くにかけて続くでしょう。

5日（水）朝には天気は回復して、西日本から東北の広い範囲で青空が広がる見込みです。

午後にかけても晴れるところが多く、大気の状態も安定しそうです。

ただ、北海道は上空の寒気の影響で、5日もにわか雨の降りやすい不安的な天気が続くでしょう。

週間予報を見ると、梅雨入りしている那覇も含めて8日（土）にかけて晴れる日が続きそうです。6月に入って西日本や東日本でも梅雨入りの季節を迎えていますが、梅雨入りの発表はまだ先になるでしょう。

那覇と鹿児島は9日（日）からは曇りや雨とぐずついた天気が続きそうです。