官邸“襲撃”の男 自民党本部前で火炎瓶を警察官に投げつけか…殺人未遂容疑で再逮捕
先月、総理官邸に車で突っ込んだとして現行犯逮捕された男について、警視庁公安部はこの直前に、自民党本部前で火炎瓶を警察官に投げつけたとして殺人未遂の疑いで再逮捕しました。
警視庁公安部によりますと、再逮捕された臼田敦伸容疑者は先月19日の早朝、側面に着火剤を固定したガソリン入りの火炎瓶5本に火をつけたうえ、自民党本部前を警備していた警察官に投げつけて殺害しようとした疑いなどがもたれています。
臼田容疑者は、この直後に総理官邸の防護柵に車で突っ込むなどしたとして、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されていました。
調べに対し臼田容疑者は黙秘していますが、これまでの捜査で特定のテロ組織などとの接点や共犯者の存在は確認されていないということで、警視庁公安部は過激化した個人、いわゆる「ローンオフェンダー」とみて、事件に至った経緯などを詳しく調べています。
最終更新日:2024年11月8日 17:57