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「NARUTO」好き学生に「私は『なるひと』です」…陛下のユーモア インドネシア訪問

2023年6月21日 6:35
「NARUTO」好き学生に「私は『なるひと』です」…陛下のユーモア インドネシア訪問

インドネシア訪問4日目。天皇皇后両陛下は、工業高校や大学を訪問するなどして、現地の学生を交流を深められました。ある学生が好きなアニメに「NARUTO」をあげた時には、陛下が「私はナルヒトです」と冗談交じりの会話をされる場面もあったということです。

■皇后さまも積極的に声がけ

インドネシア訪問4日目。日本時間20日午後7時ごろ、天皇皇后両陛下はインドネシア・西ジャワ州の工業高校を訪問し、学生たちから日本語で「きょうは元気ですか!」「元気です!!」と大声の歓迎を受けました。

その後、両陛下は学生たちが作ったロボットなどを見て回られました。アームを動かして物を移動させるロボットを見た天皇陛下は「面白い…これは自分で作ったんですか?」と学生に質問されていました。学生が「はい」と答えると、皇后さまも「プログラミングはどれくらいされているんですか?」と積極的に声をかけられていました。

■元残留日本兵も眠る「英雄墓地」で黙とう

この日の午前11時半ごろ、両陛下は首都ジャカルタにある「カリバタ英雄墓地」を訪問していました。インドネシアに大きな功績のあった約9700人が埋葬されていて、中には第2次世界大戦終了後もインドネシアに残り、独立戦争に加わった元残留日本兵28人も含まれています。

両陛下はここに黙とうをささげ、花を供えられました。

■調味料“Masako”…「友好が続いていくと」 

こうした中、ジャカルタ市内の店で目にしたのが、「Masako」という皇后・雅子さまと同じ名前の調味料です。

店の人が「みんな使っています」と話すこの調味料。実は日本の「味の素」が、1989年から販売しているものです。商品名は、インドネシア語で「料理する」という意味の「Masak(マサック)」が由来で、“日本に親しみを持ってほしい”という思いから、日本人の名前のようなネーミングになったといいます。

井上茂男・ 日本テレビ客員解説員
「皇后さまの名前(と同じ)だとご存じですか?」

店の人
「セールスマンはよくこの商品の話をするので知っています」

「Masako」はインドネシアの家庭で人気の調味料だといいます。東京・新宿区にあるインドネシア料理店「メラプティ カフェ」でも、ナシゴレンの味付けに「Masako」が使われていました。「Masako」は濃いめの茶色をしていました。

新宿のインドネシア料理店の店長
「牛肉エキス・鶏肉エキスが入っているので、料理に入れるとすごくおいしい」
「これから日本とインドネシアの友好関係が続いていくと、とても祈っています」

■冗談交じりの会話も…日本語を学ぶ大学生とも交流

両陛下は、日本時間午後4時半ごろにはダルマ・プルサダ大学も訪問され、日本語を学ぶ学生たちと懇談されました。

ある学生が、好きな日本のアニメについて「NARUTO(ナルト)」をあげたところ、天皇陛下が「私はなるひとです。特に関係はないのですけど」と冗談交じりの会話をされる場面もあったということです。

21日は、天皇陛下お一人でジャワ島中部の古都・ジョグジャカルタへ向かわれる予定です。

(6月20日放送『news zero』より)