若者が「闇バイト」に応募し犯罪に加担するのを防ごうと、警視庁などは東京・JR御茶ノ水駅前で注意を呼びかけました。

20日午前、JR御茶ノ水駅前では、警視庁の警察官や大学生のボランティアらがチラシを配り、SNSで高額報酬をうたう「闇バイト」に関わらないよう注意を呼びかけました。

警視庁によりますと、ことし10月末までの「闇バイト」に関する相談件数は、去年の同じ時期と比べておよそ4.7倍に増加していて、中には、「断ると『まじで殺すよ』と何度も脅された」というものや、「連絡を無視していると自宅に男らが来た」という相談があったということです。

警視庁の二宮健生活安全総務課長は「簡単に高額な報酬を受け取ることができるアルバイトは存在しません。絶対に応募しないでください」などと話しました。