東日本大震災、熊本豪雨で“被災”…「奇跡のピアノ」と「希望のピアノ」初の共演果たす
東日本大震災で津波にのまれたピアノと2年前の熊本豪雨で浸水したピアノ。廃棄されそうになったものの奇跡的に修復された2台のピアノが、大阪・堺市のコンサートで、共演をはたしました。
「被災ピアノコンサート~奇跡と希望の奏で~」と銘打って行われた公演では、災害から復活した2台のピアノが、初めて音を合わせました。
1台は、福島県いわき市で東日本大震災の津波にのまれながらも修復された「奇跡のピアノ」で、もう1台は、2年前の熊本豪雨で濁流にのみ込まれたものの、ボランティアにより修復された「希望のピアノ」です。
2台のピアノは、いわき市の調律師・遠藤洋さんが修復したもので、コンサートでは、地元の小学生らとともに被災地への思いを込め、やさしい音色を奏でていました。