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買い物で「密」を作らない3つの注意点

2020年4月13日 20:13
買い物で「密」を作らない3つの注意点

緊急事態宣言が出されている今、私たちは人との接触を8割減らすことが求められています。人との接触を減らすには、どんなことに気をつけたらいいのでしょうか。

■買い物で「密」を作らない

生活必需品の買い物は外出自粛の対象ではありませんが、その「買い物」が要注意のポイントになっています。全国スーパーマーケット協会は先週金曜日に「さらなる規制強化を避けるためにも、今は入店人数を抑えるよう、ご協力ください」と呼びかけました。

気分転換のためにスーパーに家族総出で行く人が増えていて、かえってスーパーで密になっており、危機感を抱いているといいます。

■接触減らす買い物3つのポイント

買い物をする際、我々はどうしたらいいのか。その注意点のポイントをまとめました。

(1)必要最小限の人数で行く

色々な事情がありますが、人数を絞りこむことが大切です。

(2)混んでいる時は駐車場や車の中で待つ・引き返す

できる限り接触を減らすため、「時間帯を変える」ということも考えましょう。

(3)滞在時間を短くするために買う物をリスト化してから行く

しっかりリスト化することで時間も短縮でき、節約にもなります。

自分たちの行動が、従業員、他の客の感染リスクを上げることになってしまうので、気をつけてください。店によっては「妊婦さんや高齢者の方の時間はこちら」というような制限をするなどして、客同士が密集・密接しないよう、色々な工夫がされています。
たとえば八王子市のホームセンターでは、お客さんがレジに並ぶときに前の人と間隔をあけられるよう、待つ位置を床にシールを貼って決めています。

■「井戸端会議」は厳禁

気分転換しようと散歩をしたり公園で子どもを遊ばせたりするときの注意点を、感染症に詳しい高橋央医師に聞きました。

最低限のエチケットとして、「咳や発熱など少しでも風邪の症状がある場合は絶対に外に出てはいけません」ということです。そして散歩やジョギングは、運動不足にならないため行くことはかまいませんが、その分、絶対3密を作らないというメリハリが大事だということです。

その上で、公園で遊ぶときは「砂場など子どもが密集しそうな場所は避ける」ことが大切です。また、「遊具になるべく触らないで」と高橋医師は指摘しています。滑り台やシーソーなど、皆が握る部分に付着したウイルスがあり、そこから感染することもあり得るとのことでした。さらには、「公園でのお父さん、お母さん同士の井戸端会議は密を作るので厳にやめてください」というお話でした。

日常生活で一人ひとりが「3密」をなくし、人との接触を8割減らす工夫をして、緊急事態を1か月で終わらせるようにしたいです。