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医療機関を受診の目安、見直す方針 コロナ

2020年5月5日 23:37
医療機関を受診の目安、見直す方針 コロナ

新型コロナウイルスの疑いで、医療機関を受診する際の目安について、厚生労働省は今週中に見直す方針を固めました。

新型コロナウイルスを疑い、医療機関を受診する目安として、現在、一般の人は風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続く場合、または、強いだるさや息苦しさがある場合としています。

厚労省は、「37.5℃以上」「4日以上」の条件を外し、症状があればすぐに相談できるようにすることを検討しています。

また、高齢者や基礎疾患がある人については、こうした症状が「2日程度続いた場合」としていましたが、これも日数の目安を外し、「発熱や咳などの比較的軽い風邪症状がある場合」などと見直す方向で調整を進めています。

受診の目安をめぐっては、政府の専門家会議が、4日間待つことでPCR検査の遅れにつながっているなどと指摘していました。

厚労省は、今週中に決定し、周知するとしています。