新型コロナの影響で旅客機の運休が相次いでいる全日空が、機内で客に提供するはずだったお菓子や飲み物を寄付しました。

羽田空港の倉庫に積まれた多くの箱。中には、飛行機で乗客に提供するはずだったお菓子や飲み物などが入っています。

全日空では新型コロナウイルスの影響で９割ほどの便が運休しているため、余ってしまったカップ麺やお菓子、飲み物などおよそ３００箱、４万５０００個を日本にいる留学生を支援する団体に寄付しました。

１５日、全日空の社員とボランティアが小分けに袋詰めしたものは、今後、休校やバイトの減少などで苦しい生活を送る留学生らに届けられるということです。

全日空は、今後も食品などが余った場合には必要とする団体などに寄付することにしています。