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日本海側 夜にかけて積雪急増も 週末2日(日)は関東平野部でも雪の可能性

2025年1月30日 16:25
日本海側 夜にかけて積雪急増も 週末2日(日)は関東平野部でも雪の可能性

冬型の気圧配置や強い寒気の影響で、日本海側では雪の降り方が強まり、山沿いを中心に積雪が急増した所がありました。そして週末の2月2日(日)は、南岸低気圧の影響で東京含め関東の平野部でも雪が降る可能性が出ています。

■30日(木)夜にかけて日本海側は大雪警戒

30日(木)も日本付近は冬型の気圧配置が続いていて、北日本から近畿北部にかけての日本海側を中心に広く雪が降り続いています。特に、福島県の山沿いでは雪の降り方が強まって、福島・金山では、正午までの12時間降雪量が55センチと、1月の観測史上1位の記録を更新し、この冬1番の積雪となりました。

この後も、30日夜いっぱいは断続的に活発な雪雲が流れ込む見込みで、山沿いを中心に積雪の増える所がありそうです。大雪や路面の凍結による交通障害に警戒すると共に、なだれ、屋根からの落雪などにも注意が必要です。

■2日(日)は関東の平野部でも雪の可能性

そして週末の2月1日(土)は、西から低気圧が近づいて、2日(日)にかけて本州の南岸を東に進む見込みです。いわゆる「南岸低気圧」です。この影響で、1日(土)は九州から近畿で次第に雨が降りだし、2日(日)にかけて雨や雪の範囲が関東にも広がるでしょう。

現時点の見通しとしては、関東の降り出しは2日(日)の未明頃で、朝にかけては気温も低いため、みぞれや雪として降る所が多くなりそうです。内陸を中心にうっすらと積もる所もあるかもしれません。

ただ、その後は気温もやや上がるため、平野部ではおおむね雨に変わるような計算となっています。

ただし、関東の雪の見通しは、わずかな気温の変化や風向きなどによって大きく変わることがあり、予想が非常に難しいものでもあります。今後、見通しが変わってくる可能性もありますので、最新の気象情報を確認するようにしてください。

最終更新日:2025年1月30日 16:35