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ミステリー小説の結末が… 図書館でページの“抜き取り”相次ぐ 香川・高松市

2023年11月23日 19:00
ミステリー小説の結末が… 図書館でページの“抜き取り”相次ぐ 香川・高松市

香川県高松市の図書館で、ページの抜き取り被害が相次いでいます。

記者(高松市中央図書館)
「こちらが被害にあった本なんですが、ミステリー小説の最後の部分が抜かれて結末が分からなくなってます」

被害は、話の冒頭や結末など様々で、市内の2つの図書館で合わせて35冊の被害が確認されています。

その中には、湊かなえさんの長編ミステリー『落日』もありました。

高松市中央図書館 一原玄子館長
「『落日』という本なんですけど、実はもう1冊被害にあった本がありまして、2冊ともほぼ同じ場所が切り取られて。巻頭の部分が切り取られて」

被害は2022年3月ごろから始まり、図書館が張り紙で警告していますが、10月も被害にあっています。

高松市によると、本は返却される度に職員が点検しているため、館内で抜き取られた可能性が高いということです。

市は、警察に被害届を提出する方針です。