１か月後に迫った東京オリンピック。観客の上限に伴って行われるチケットの再抽選について対象や方法など詳細が発表されました。

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東京では、２３日、新たに６１９人の感染が確認されました。先週より１００人以上増え、再び増加傾向に転じています。気づけば、コロナ禍は１年半近くも続いています。

「過度の疲労」によって入院することとなった小池都知事については、コロナ対応の他、１か月後に迫る東京オリンピックの調整も続き、「疲れが重なったのではないか」という声もあがっています。

そのオリンピックを巡り、２３日午後４時すぎ、観客の上限決定に伴って行われるチケットの再抽選について詳細が発表されました。再抽選の対象となるのは、開閉会式と陸上、野球・ソフトボール、サッカー、ゴルフ、近代五種、ラグビー、サーフィンこの８競技の一部種目です。

チケットを持っている人は、自動的に再抽選が行われます。対象となるチケットを持っている人は「陸上競技すごく盛り上がっているので、すごく楽しみではありました」と話しました。

陸上競技の決勝などのチケットを家族５人分持っている女性は、家族一丸となり苦労して手に入れたといいますが、「開催できる以上はやはり再抽選というのは、仕方がないことなのかなと」と話していました。

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再抽選の結果は、来月６日に公式サイトのマイチケットのページで発表されるということです。さらにこの日からは、払い戻しの受付も開始されます。観戦を希望しない人などは、来月６日から１５日までに申請し、再抽選で落選した人とあわせて、大会終了後に順次返金されるということです。

一方で、旅行代理店が扱っている公式観戦ツアーのチケットについては、再抽選を行わず、全て使用できるとしています。