“脱走”エミュー2羽保護 残りは3羽
男性3人に道を塞がれ、警戒した様子で歩いているのは、飛べない鳥“エミュー”。
7日、熊本県・菊池市にある観光牧場から、飼育されていたエミューが脱走。およそ20羽が逃げ出したとみられていましたが、8日、正式に23羽が脱走していたことがわかりました。
残りの5羽を捜し出すため、8日はエサとなる稲がある田んぼや、飲み水のある水辺付近などを中心に捜索を再開。
すると午後2時頃、逃げていた1羽を発見。3人で道を塞ぎ、逃げ出さないようゆっくりと近づき、エミューをつかまえることに成功しました。
さらに、別の1羽も牧場に戻ってきました。脱走からおよそ30時間。おなかがすいていたのでしょうか。勢いよくエサを食べていました。
残りは3羽。市は「見つけても近づいたり、食べ物を与えたりしないでほしい」と呼びかけています。