関東にも広く黄砂飛来 夜は“黄砂混じりの雨”か
18日(木)も、北日本から西日本の広い範囲で黄砂が観測されていて、関東でも視程が10キロ未満となっている所があります。外干しした洗濯物や車などに黄砂が付着する可能性があるほか、アレルギーや呼吸器、循環器などに疾患がある方は、黄砂に触れることによって症状が悪化する恐れもあり、注意が必要です。
大陸で巻き上げられた黄砂が上空の風に乗って、日本付近に飛来しています。関東でも所々で黄砂が観測されていて、18日(木)午前10時時点で、宇都宮と水戸で視程(水平方向で見通しの利く距離)が9キロメートル、正午時点で東京都心は視程が8キロメートルとなっています。
この後も関東上空には黄砂が広がり、広い範囲で視程が10キロメートル未満となって、所によっては5キロメートル未満となる恐れがあります。また、18日(木)夕方以降は関東南部を中心に雨が降り出す見込みで、所によっては黄砂混じりの雨となるかもしれません。
黄砂によって外干しした洗濯物や車などが汚れてしまう可能性があるほか、アレルギーや呼吸器、循環器などに疾患がある方は、黄砂に触れたり、吸い込むことによって症状が悪化する恐れがあると言われています。
黄砂が飛来しているときは、なるべく外出を控え、外に出る際は不織布のマスクを着用するなどして対策するようにしてください。