埼玉県警が、百貨店にある宝飾品売り場で強盗事件への対処訓練を行いました。

埼玉県警は3日午前、JR浦和駅前の百貨店にある宝飾品売り場で強盗事件への対処訓練を行いました。

訓練はバールや刃物を持った3人組が「カネを出せ」などと従業員を脅すという想定で行われ、まず、従業員がさすまたなどを使って3人組を追い払いました。

その後、従業員が110番通報をし、駆けつけた警察官に状況を説明するまでの手順も確認されました。

訓練に参加した女性従業員は「落ち着いた対応をするのは難しいと思うが、そういうことが起きたときになるべく冷静に、対応することができたらと思いました」と振り返りました。

埼玉県警は「安心安全な店舗作りに向けて、訓練を通じて従業員一人ひとりが防犯意識を持ってほしい」としています。