去年、広島市の自宅で、3歳の男の子の口などに粘着テープを巻きつけるなど暴行を加えたとして、母親と祖父の2人が逮捕されました。

暴行の疑いで逮捕されたのは、男の子の母親の熊谷瞳容疑者（26）と、祖父の和弘容疑者（52）です。

警察によると、2人は去年9月、広島市南区の自宅マンションで、3歳の男の子の両腕や口などに粘着テープを巻きつけ、段ボール箱に入れた疑いです。調べに対し、2人とも容疑を認めています。

事件は20日、意識がもうろうとなった男の子が病院へ搬送され、児童相談所が警察に通報したことで発覚しました。男の子は意識不明で、警察は、日ごろから虐待を受けていた可能性もあるとみて、捜査しています。