警視庁「刑事部」初の採用イベント実施 捜査員が学生らに“生の声”
受験者数が10年前のおよそ半分となっている警視庁。その中でも、殺人や強盗などを扱う「刑事部」が、初めての採用イベントを実施しました。
9日、都内で行われたのは、「刑事を知ろう」というコンセプトの警視庁「刑事部」による初めての採用イベントです。
「刑事部」には、殺人や強盗を扱う捜査一課や、詐欺を扱う捜査二課、鑑識課などの部署があり、今回は主に現場で活躍する若手の捜査員が参加しました。
来場した高校生や大学生など168人は、現場の捜査員の“生の声”に真剣に耳を傾けていました。
来場者「今回は刑事のリアルの部分をちゃんと知れたので、いい体験だと思いました」
警視庁の採用試験受験者数は10年前のおよそ半分になっていますが、警視庁は「等身大の姿を見てもらい、未来の治安を守る捜査員になることを目指して受験してきてほしい」としています。