ウクライナ軍、3日間で2度にわたり米国製「ATACMS」でロシア領内攻撃 ロシア国防省
ロシア国防省は26日、ウクライナ軍が過去3日間で2度にわたり、アメリカ製の「ATACMS」ミサイルでロシア領内を攻撃したと発表しました。ウクライナ軍は、ロシアの警告後も、攻撃を継続した形です。
ロシア国防省は26日、ウクライナ軍が前日に、アメリカ製の「ATACMS」ミサイル8発で西部クルスク州の飛行場を攻撃したと明らかにしました。
また、3日前にも、「ATACMS」5発でロシア軍陣地を攻撃したとしています。
大半を迎撃したものの、一部は目標に命中して施設が被害を受けたほか、ロシア軍の兵士に負傷者も出ているということです。
ウクライナ軍は先週、バイデン政権の方針転換を受けて、初めて「ATACMS」によるロシア領内への攻撃に踏み切っていて、これに対し、プーチン大統領は新型の中距離弾道ミサイル「オレシュニク」をウクライナに発射してけん制していました。
ウクライナ側は、ロシアによる警告後も攻撃を継続した形で、ロシア国防省は、さらなる報復措置を準備中だとしています。