当時の女子生徒「一切許すことはできない」“性的暴行”元中学校長裁判
勤務していた中学校で教え子の女子生徒に性的暴行を加え、ケガをさせた罪などに問われている、中学校の元校長の男の裁判で、被害にあった、当時の女子生徒が「どんな刑になっても傷が癒えることはなく、一切許すことはできない」と訴えました。
東京・練馬区立の中学校の元校長・北村比左嘉被告は、別の中学校に勤務していた2010年、教員としての立場を利用し教え子の女子生徒に性的暴行を加えケガをさせた罪などに問われています。
きょうの裁判では被害にあった、当時の女子生徒が意見陳述を行い、「卒業するまでの辛抱だと何度も何度も我慢した」「当時中学生だった私にとって教師は絶対で抵抗することは困難だった」と話しました。
そのうえで、「どんな刑になっても私の傷が癒えることはない。北村被告の犯した罪を一切許すことはできない」と述べました。
最終更新日:2024年12月2日 17:29