トヨタ自動車は、来年の世界ラリー選手権について地元出身の勝田貴元選手をフル参戦させると発表しました。

愛知県と岐阜県の公道などを舞台に開催され19日閉幕した世界ラリー選手権（WRC）。最終戦、ラリージャパンでトヨタ勢が1位から3位の表彰台を独占しました。
愛知県長久手市出身の勝田貴元選手は、大会2日目にクラッシュするトラブルで出遅れ5位でした。
世界ラリー選手権は、1年間に世界13か国で設定されたコースを市販車をベースとした車で走りタイムを競うモータースポーツで勝田選手は今年、日本など一部の国の大会のみ出場するスポット参戦でした。
20日トヨタ自動車は、来年のモータースポーツについて勝田選手をすべての国の大会に出場するフル参戦のドライバーに昇格させることを発表しました。
勝田選手は「来年は自分の力を証明する年、最高の年になるよう表彰台や優勝を目指す」とのコメントを出しました。来年の世界ラリー選手権の最終戦も、日本で開催される予定で勝田選手の活躍が期待されます。