名古屋市職員給与32年ぶり水準の引き上げを勧告 若年層の初任給に重点
名古屋市の人事委員会は、河村市長に32年ぶりの水準となる職員給与の引き上げを勧告しました。
人事委員会は、名古屋市職員の給与を月給1万941円、平均2.81%引き上げる勧告を河村市長に手渡しました。
人材確保の観点から特に若い層に重点を置き、民間企業の給与水準に合わせるよう求め、引き上げ幅としては32年ぶりの高水準となります。
勧告通り引き上げた場合、人件費は年間およそ53億9000万円増加する見込みで、市は検討の上、11月市議会に給与改定の条例案を提出する予定です。