紙ストローの導入やプラスチック製レジ袋の有料化など、世界的にも大きく取り組まれている“プラスチックの削減”。その取り組みを若い世代により深く知ってもらうため、名古屋市と「名古屋市立大学」人文社会学部の伊藤恭彦ゼミが連携し、プラスチック問題やその解決のためにできることなどを伝える動画を制作しました。

リサイクルBOXをつくるなど、日頃から環境問題と向き合ってきたゼミの学生たち。今回の取り組みでは、若い世代や子供たちにしっかり届くよう、動画には学生ならではの視点や様々なアイディアが織り込まれています。

今回は3種類の動画が制作され、小学生など小さな子供たちも見やすいよう、「プラごみ怪獣に立ち向かえ！～知ろう！考えよう！プラスチック～」は、全篇アニメーションで展開。「プラスチック削減ルーティン～プラごみを０にする生活はじめてみました～」では、SNS等でおなじみの“ルーティーン動画”の要素を取り入れ、リアルな日常を舞台に「折りたたみ傘を持ち歩くことで、“プラスチック製の使い捨て傘”の削減につながる」など環境に配慮したライフスタイルを紹介。他動画では、環境問題の“危機感”を強調するため、あえて映像上で危機が伝わる数字や文字を起用するなど、Z世代ならではの工夫が生かされています。

動画は『名古屋港水族館』北館の大型ビジョンや『エコパルなごや』、金山駅喫煙所サイネージなどで放映されるほか、YouTubeにて配信。

若い世代の理解や取り組みが、改善への大きな一歩となる環境問題。動画を通して、まずは“知る”ことから始めてみよう。