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愛知県で過去最多ニワトリ約59万羽の殺処分が進む 鳥インフル感染拡大続けば卵不足で価格高騰「エッグショック」の懸念も

2025年1月12日 17:33
愛知県で過去最多ニワトリ約59万羽の殺処分が進む 鳥インフル感染拡大続けば卵不足で価格高騰「エッグショック」の懸念も

 鳥インフルエンザの感染拡大が続く中、愛知県常滑市の養鶏場ではニワトリあわせて約59万羽の殺処分が進んでいます。愛知県内では過去最多となる殺処分数で、さらに感染拡大が続けば卵不足も懸念されます。

 愛知県によりますと、高病原性の鳥インフルエンザの感染拡大は、1月に入ってから常滑市の養鶏場で6例が確認され、飼育されているニワトリあわせて約59万羽の殺処分が進んでいます。

 12日正午時点で、約38万4000羽の殺処分が完了しています。

 過去、愛知県で発生した鳥インフルエンザによるニワトリの殺処分数は、2011年に約16万羽、2022年に約33万羽、今シーズンはすでに過去最多を更新しています。

 鳥インフルエンザが過去最大級に流行したおととしのシーズンを大幅に超えていて、さらに感染拡大が続けば、卵不足で価格が高騰するいわゆる「エッグショック」に陥る事態も懸念されます。

最終更新日:2025年1月12日 17:33
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